"根室地域の牛についての記録は明治初期から残されている。江戸時代に根室場所の場所請負人であった藤野家の藤野喜兵衛が、1873(明治6)年、南部から食用にするための和牛を移入して根室の花咲町で飼養したといわれている。
1875(明治8)年の開拓使根室牧畜場の開設以降、根室地域では乳牛の飼養が普及していったが、標津町周辺では、漁業者が漁業だけでは生きられなかった時代、副業として畜産農業を行い「半農半漁」の生活を送った歴史がある。
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鮭の聖地エコミュージアム構想根室海峡「食」Story
StoryⅦ牛肉
標津町の知床興農ファームでは自社工場で牛・豚の製品を加工している。ステーキやハンバーグのほか、すき焼き用やソーセージ等も製造販売している。