写真 | 名 称 | 指定等の状況 | 概 要 | 所在地 |
野付半島 |
未指定 |
根室海峡の強い沿岸流によって運ばれた砂礫が堆積して形成された日本最大の砂(さ)嘴(し)。半島の先端付近から国後島まではわずか16kmの距離で、 島に最も近い。その地理的特性から、国後島への渡海拠点として、時代を越え、 人々が往来し、時には千島列島を介し世界に通じる日本列島の東門として交流窓口となっていた。江戸時代には半島先端部に No.4 の通行屋が設けられていた。 ※北海道遺産選定資産 |
別海町 |
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松法川北岸遺跡 |
国指定 |
オホーツク文化は、かつてメナシと呼ばれた根室海峡沿岸地域を舞台に国境とは無縁の交流を行っていた古代北方文化の一つである。 松法川北岸遺跡出土品はオホーツク文化の人々の暮らしを知ることのできる出土品で、ヒグマ頭部を模した木製容器など当時の生活用具が数多く残されている。 |
羅臼町 |
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根室半島の |
未指定 |
根室半島のオホーツク文化出土品には、舟に乗ってクジラ漁を行うオホーツク人の姿が彫刻された骨角器など、根室海峡における海洋民族オホーツク人の暮らしぶりを伝える資料が数多く残されている。 |
根室市 |
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野付通行屋跡遺跡 |
未指定 |
江戸時代、国後島への渡海拠点として幕府が野付に整備した休泊施設。幻のまちキラク伝説のモデルといわれている。 開設以来、多くの人々がここに立ち寄り、国後島へと渡っていた。また北方四島からもたらされる生産物の輸送中継点としても利用された。 根室振興局により北方領土遺産として選定されている。 |
別海町 |