根室海峡の鮭は、時をえ人々を魅了してきました。
一万年前から続く人の営みや、繰り返された異文化の衝突と交流。
この地の歴史は、鮭という豊かな天然資源をめぐり織り成されてきました。
江戸時代にはブランドとして将軍家にも献上された当地の鮭。
幕末に一人の会津藩士がこの資源に着目し、水産業の芽を育てます。
そして現在、その芽は全国の食卓とつながる基幹産業へと成長しました。
北海道最東端の地、根室海峡沿岸。ここは鮭に笑い、鮭に泣いた人々の歴史と文化、
そして誇りがあふれた「鮭の聖地」です。
鮭の聖地の物語
根室海峡1万年の道程